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2012年1月10日

小児矯正において、よく使われる装置です。
基本的に、夜寝るときに使用し1日の使用時間は10時間が目安です。

では、何故、このヘッドギアを使用しているのでしょうか?

ヘッドギアの目的
1.上顎第一大臼歯の遠心移動
2.上顎骨の成長抑制
3.加強固定

小児矯正では、1と2の目的で使われます。
上顎前突(出っ歯)の場合、6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯を後ろに動かすことによってスペースを作り将来的に歯を抜かずに済む環境を作ります。
つまり、奥歯の咬み合わせが出っ歯傾向にある場合にヘッドギアは使用します。

12歳臼歯と呼ばれる第二大臼歯が出てしまうと動きが極端に悪くなるとともに成長もある程度止まってしまいます。その為に12歳臼歯が萌出するまでの間にしか使えないのです。

ただ、そうは言ってもなかなか使ってくれないお子さんもいますよね。
子供にとっては気になりますから。
使って欲しいお母さんと使いたくないお子さんとの戦いもあるようです...。

なかなかヘッドギア使ってくれないお子さんの対処法を教えます!
1.少しでも使ったら「褒める。」
2.テレビを見たり、本を読んだり、勉強している時に使ってみる。

やはり、「褒めて伸ばす」これが子供にとっては一番効果があるように思われます。使わないから叱るのではなく、使ったから褒める。これが大切です。
次に、やはり親の目の届く範囲で使用してもらうことです。テレビを見てるときやゲームをしてる時など少しの時間でもいいのでそこから始めてみるのも一つです。
そこから少しづつ使用時間を長くなるように頑張りましょう。
この2つをとりあえず実践してみて下さい。

子供の矯正は、子供本人・親・そして矯正医の3者が同じ目的意識を持って治療に当たるのが最良の道です。
藤沢市辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

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ひだ矯正歯科 院長 飛田康平

ひだ矯正歯科
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-1-13 西村ビル2階
院長/飛田 康平(ひだ こうへい)
日本矯正歯科学会認定医
http://www.hida-kyousei.com/

【経歴】
2001年3月
鶴見大学歯学部歯学科卒業
2001年4月
鶴見大学歯学付属病院
臨床研修歯科医
2002年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 診療科助手
2007年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 臨床助手
2007年9月
日本矯正歯科学会認定医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会

【発表論文・学会発表など】
骨格性下顎前突症における外科的矯正治療後の軟組織側貌の予測
Prediction of lateral soft tissue profile following orthognathic surgery for mandibular prognathism
Orthodontic waves : 日本矯正歯科学会雑誌 66(2), 72-80, 2007-06-25

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