2013年7月

さて、8月の夏季休診日をお知らせいたします。
8月12日（月）～16日（金）までとさせて頂きます。
ご了承ください。

猛暑が続きますが、体調管理に十分気を付けてくださいね。

今回は実習もあり、大学を卒業し、矯正科に入局した頃を思い出しました。
当時は初めて触るワイヤーに苦しみながら、一本曲げるのに1日がかりの大仕事だったことを覚えています。久しぶりの実習に当時を思い出しながら、楽しく実習が出来ました。

ただ、舌側矯正になると表側矯正とは動きのメカニズムが違うので、力のベクトル関係や、歯の動きを考えて行わなければいけないので複雑性を要します。
基本的には歯科技工士さんにお任せすることになりますが、此方側から細かい指示を出さなければ上手く行かないことを切に仰っていました。

経験を積まれてる酒井先生の一言一言には重みがあり、自分の臨床にフィードバックさせながら聞いていました。

矯正治療は日々進化しています。新しい方法や手技を学び、それを取捨選択が出来る知識と技術を身に付けるには、先駆者の講演や実習は非常に大切だと改めて感じたセミナーでした。

あと3回楽しみにしています。

ここまで暑いと1歳の子供を外で遊ばせることはなかなか出来ず、少し遠出して八景島シ－パラダイスに行って来ました。

平日でしたので、人が少ないなと思っていたら館内にはたくさんの人が訪れていました。
やはり、幼い子供が居る親御さんの考えは同じで、室内で涼む様です。

夏の水族館は館内で、海の動物たちが見られるので人気がありますよね。
イルカのショーも多くの人で賑わっており、子供よりも大人の歓声が高かったですね。

一歳の我が子はペンギンがお気に入りで、暫くここから動くことはなくじっと見つめていました。

ここまで楽しんでくれるのを見ると、新江ノ島水族館の年間パスポート購入すべきか...。悩みますね！

今回はその逆で、歯の数が通常より多い過剰歯についてお話いたします。
過剰歯とはその名の通り、歯の数が正常数より多く作られた歯のことです。
上の前歯の間に好発します。

上記のレントゲン写真の赤く丸されたものが過剰歯です。
この様に過剰歯の存在はレントゲン写真を撮らないとわからないことがほとんどです。

「上の前歯の隙間が必要以上に開いている。」、「上の前歯が極端に捻じれて生えてきている。」、「前歯がなかなか出てこない。」
などの症状がある場合は、その原因として過剰歯の存在を疑います。

先天性欠如歯が10人に1人なら、過剰歯は30～40人に1人と確率的には3％ほどです。

過剰歯があると、歯並びが悪くなる原因であったり、永久歯が生えてこられなかったりする恐れがありますので、ほとんど多くの場合は抜歯することになります。

お子さんの前歯の歯並びや位置が少しでも気になる場合は、お近くの矯正専門医までご相談ください。