2014年12月

今年も有り難いことに多くの患者さんと出会えることが出来ました。

矯正相談もたくさんお越し頂きまして、ありがとうございました。
矯正治療を受ける受けないに関わらず、現状での問題点や、今後に起こり得る状況を理解することが出来たのなら、私としては、相談させて頂いた甲斐があります。

開院してまだ3年未満の未熟な医院ですから、ご不便お掛けしたことも多々あったかと思います。

来年はもっと進化して、より快適な矯正ライフを送ることが出来る様、スタッフ一同研鑽して参ります。

どうか年末年始、寒さが厳しくなってきますのでお身体にはくれぐれも気を付けて頂き、2015年を元気に迎えましょう！！

今年2月にディズニーランドに行って以来、二度目の男2人で外出です。

前回と大きく違うのは、おむつが取れた！これが一番大きいですね。

家から近いズーラシアばかり行ってたので、パンダを見たいという本人の希望で上野まで足を運びました。

初めてみる動物も多く、息子は大興奮。中でも、フラミンゴの集団に心奪われていた様子です。

子供と二人で遊びに行くのも楽しいですね。

家に帰ってから、息子からのひと言、「今度は下の動物園に行きたい！」

本人、上野を「上の」と思っていたらしく、上もあれば下もあるとの本人談。

地名を理解してもらうには、もう少し時間はかかりそうです。

さて、先日、矯正相談でのお話です。
お子さんの歯並びを気にしたお母様が来院され、「この子の将来を考えると是非に始めたい。」と切に訴えますが、当の本人は「気にならないから、やりたくない。」
と、親子での思いが大きくかけ離れております。

「親として子を強く思うので、今のうちに綺麗に治してあげたい。」という、親御さんの気持ちはすごくよくわかります

ただ、こういう場合は、矯正治療は上手く進まないことが多いです。
それはなぜかと言うと、本人が望んでいる治療ではないので、治療において協力的ではないのです。つまり、効果が薄く、目標通り運びません。

仮に、子供が中高生で成人矯正を行ったとしても、結果は同じです。
成人矯正は固定式ですから、治療中は綺麗に治って行きますが、治療が終わった後の保定装置(リテーナー)をほとんど使用しなくなるからです。

では、こういう場合は、どうしたら良いのか？
それは、本人が自分の意思で「治したい」と思う時が来るまで、待つのが一番です。

矯正治療は、我々と患者さんとの二人三脚で行っていきます。ですから、どちらかが行き過ぎてもいけません。

矯正治療のスタートに早い遅いはありません。

理想の治療開始時期は？と聞かれれば、それは「患者本人が、矯正治療を行いたい。と思った時です。」とお答えしています。