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2014年9月24日

「矯正治療中は虫歯のリスクが高まるので、歯みがきはしっかりしてください。」
「装置を外してご飯を食べたら、歯みがきして綺麗にしてから使ってください。」

などと、患者さんには常にお話していますが、保護者の方から

「学校では給食を食べたらすぐに掃除や授業が合って、歯を磨く時間がありません。どうしたら良いでしょうか?」
と、逆に質問されることがあります。

私が小学生の頃は、皆で歯磨きをする時間が合ったんですけどね。
今は、歯科健診でも細かく指摘される時代なのに、昼に歯を磨く時間を持てないとは歯科医から見ると腑に落ちません。

そこで、当院にも学校の先生が患者さんでいらっしゃっているので、上記の疑問をぶつけてみました。
すると、先生達も疑問を持っているみたいです。
ただ、時間が本当にないらしく、給食と次の授業までの時間が20分しかなく、最後まで食べきれない子もいる学校もあるらしいです。

土曜日が休みになったことより、授業時間が押してしまうことが、大きな理由らしいですけどね。

現状では、歯みがきをする時間を取るのは難しく、昼は歯磨きが出来なければ、強くブクブクうがいをしてもらう様に説明しております。

ただ、理想は「お昼休みに皆で歯磨きタイム5分間!」
良いことだと思うけどな...。

校長先生!文部科学省の皆様!ご一考頂けましたら幸いです。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

2014年9月17日

先日、横浜の赤レンガ倉庫に遊びに行って来ました。

今は綺麗に整備され観光スポットになっていますが、私が学生時代に訪れた時は本当の倉庫だったんですけどね。

20年くらい前に初めてここに来た時は、ドラマ「あぶない刑事」撮影場所だ!と心躍らせていたお上りさんでした。

だから、今でもここに来て赤レンガ倉庫を見ると、条件反射的に、ドラマのエンディングと舘ひろしさんが歌う「冷たい太陽」が脳裏を過ります...。

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藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

2014年9月10日

受け口とも呼ばれる反対咬合ですが、最近では学校歯科健診でもこの項目があり指摘され来院される方も少なくありません。

反対咬合と言っても原因は様々あります。→こちらのブログを参照

乳歯の反対咬合は直る可能性も少しはありますが、永久歯になると自然に治ることはまずありません。
反対咬合をそのまま放置すると、咬み合わせが悪くなるのはもちろんとして、骨格的な反対咬合を引き起こす要因になったり、歯肉退縮や、顎関節症など様々な悪影響を及ぼすことになります。

この様な場合、まず反対咬合の改善を一番に治療していきます。

2481 (2).jpg
前歯の咬み合わせが反対になっている症例です。

2481 (1).jpg
治療法として、リンガルアーチと呼ばれる装置を装着して、上の前歯を前に押し出します。

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治療開始から3か月経った口腔内です。
反対咬合は改善されています。

子どもの場合、反対咬合の改善は大体3か月程度で改善します。
ここまで改善されると一安心です。
後は成長の経過を追いながら後戻りしないか観察していきます。

では、いつ始めたら良いのか?

それは、前歯の永久歯が生えた頃。年齢で言えば6歳~9歳頃に治療を開始されるのが良いと言えます。

とはいえ、お子さんのことを心配されるのは親としては当然です。
もし、我が子の反対咬合でお悩みの親御さんがいらっしゃいましたら、お近くの矯正専門医までご相談ください。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

2014年9月 2日

今でも患者さんから言われることですが、「裏側矯正の方が治療期間は長くかかるから、表側の方が良い。と他院で説得される。」
上記の御相談はよく受けます。

これは以前のブログでご説明した通り治療期間の差は症例によって異なります。

ただ、裏側矯正で治療されている方で、「最初に言われた治療期間よりも長くかかってるな。」と感じる方も少なくないと思われます。
そのようなに感じられる方の多くは、治療中に「装置が何度も外れたことがある。」これが多く見受けられると思います。

装置が外れた場合は治療期間が長くかかることがあります。と、これも以前のブログでご説明させて頂きました。

矯正治療は、歯の動く速度が速いと、逆に戻る速度も速いのです。
裏側矯正の場合、症例によっては表側で治療するよりも、早く並ぶことがあります。
この様な場合に、「装置が外れてしまったけど、痛くないから次の予約まで放っておこう。」と考えてしまうと、次の診療の時には、その個所だけ歯が戻ってしまっています。

この戻りは、表側矯正の場合だと、ワイヤーのサイズを一つ下げれば良い場合が多いのですが、裏側矯正の場合だと、二つ、三つサイズを下げなければいけない場合が多いです。

つまり、一か月に一度ワイヤーサイズを上げていくと考えると、装置が外れたことによってサイズが数段階下がってしまうと、それだけ治療期間も長くなるということです。

ですから、表側でも裏側でも「装置が外れた。」、「不具合があった。」等の場合は、痛みが無くても早めに受診されることをお勧めします。

それが無駄な治療期間延長を回避できる一番の方法です。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

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ひだ矯正歯科 院長 飛田康平

ひだ矯正歯科
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-1-13 西村ビル2階
院長/飛田 康平(ひだ こうへい)
日本矯正歯科学会認定医
http://www.hida-kyousei.com/

【経歴】
2001年3月
鶴見大学歯学部歯学科卒業
2001年4月
鶴見大学歯学付属病院
臨床研修歯科医
2002年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 診療科助手
2007年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 臨床助手
2007年9月
日本矯正歯科学会認定医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会

【発表論文・学会発表など】
骨格性下顎前突症における外科的矯正治療後の軟組織側貌の予測
Prediction of lateral soft tissue profile following orthognathic surgery for mandibular prognathism
Orthodontic waves : 日本矯正歯科学会雑誌 66(2), 72-80, 2007-06-25

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