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2013年2月27日

「矯正治療は出来るだけ早いうちから始めた方が良い。」
「永久歯が生え始める前の3,4歳から始めた方が良い。」

上記のような理由で、3歳のお子さんが来院されることがあります。

3歳から矯正治療を始めることは実際にはあります。
ただし、本当に3歳児で治療が必要な方はごくごくわずかです。

3歳での矯正治療は、受け口の場合に多いです。
その際には「ムーシールド」という装置を使用して受け口を改善させます。
これは約1年間限定の装置です。
なぜ、1年間しか使わないかというと、1年以上経っても受け口が改善されない場合は骨格的な原因が考えられるからです。

mu-si-rudo.jpg
上記写真がムーシールドを装着している写真です。

つまり、3歳での矯正治療の有無は、受け口が骨格的な原因であるかどうかの見極めが重要なのです。

では、「ごくわずかな骨格的な原因ではない受け口なら使用して良いのか?」
ということですが、答えとしては「使用できます。」
ただ、その場合であるならわざわざ3歳から使用しなくても、6,7歳から始めても改善はします。

3歳で受け口が骨格的なものであるかどうかは、検査を行なえばわかります。
セファログラムと呼ばれる骨格的なレントゲン写真を撮り、分析結果で判断できます。
ということは、セファログラムを撮らなければ骨格的な原因かどうかはわかりません。

3歳児の矯正治療。正しく行われているならば問題ないのですが、現状では一部の心無い歯科医が商業目的で始めていることが多いです。
「今から始めないと将来大変なことになりますよ?」そう脅されて始めたり、親の心理を上手く突いてくるのです。ムーシールドは既製品で売られていますので、それをただ渡して「使ってください。」ということだけですから、治療は実際にはしてないわけです。

本来なら、きちんと検査をして、本当に治療がどうかを見極めて始めます。
そして、ムーシールドは既製品ではなく、お子さんそれぞれの歯型を取り、オーダーメードで作製します。

3歳児で装置を使ってもらうことは本人の負担にもなります。
仮に、本当に治療が必要な場合でも6,7歳からで十分に間に合います。

小児矯正治療の開始時期の目安は、前歯4本と奥歯の6歳臼歯が生えた頃です。

矯正治療は、日本矯正歯科学会の認定医の資格を持った矯正専門医を受診されることを願います。

日本矯正歯科学会認定医は簡単に調べることが出来ますので、ご参考ください。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

2013年2月22日

初めて歯が生える時期は生後1歳頃です。その後、1歳6か月頃で乳歯はすべて生え揃います。

学生の頃、小児歯科の授業で教わることで、一般的な知識はあるのですが、実際に自分の子供に歯が生えた時はちょっと感動的でした。
我が子は、8か月で生え始めたので、比較的早い方でした。

それから、毎晩歯磨きをしてあげる毎日です。
歯医者の子供と生まれた宿命ですね。虫歯にさせないように毎晩磨いてます。
ただ、我が子は嫌がることなく、寧ろ歯磨きは楽しんでさせてくれています。
やはり、家族で楽しみながらやってあげると本人は喜ぶのでしょうね。

子供の歯を見てると驚かされることばかりで、「こうやって生えてくるのか!」など、素人目線な自分が居るのです。

「歯医者なのに...。」って思うのですが、よく考えると、生後間もない赤ちゃんの歯って実際見ることってないですね。

どんなに小さくても、虫歯治療等で訪れる患者さんは3歳くらいですからね。
教科書的にはわかっていても、臨床的に見るのは初めてだったので毎晩注意深く観察しております。

本当は写真を撮って、お伝えできればよいのですが、1歳ちょっとの子供ではやはり大人しく撮らせてくれません。

また、新たな発見があれば随時報告します。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

2013年2月19日

先日、ズーラシアに行って来ました。
1月まではずっとハイハイやつかまり立ちだった子供が、2月に入ると急に歩くようになったのです。
子供の成長には日々驚かされますね。

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歩けることで行動範囲が広がり、楽しいらしくうろちょろと勝手に歩くのは多少ひやっとさせられますが。

動物園に行けば、広い敷地で様々な動物にも会えるから行ってみよう。ってことで行って来ました。

うーん。1才ちょっとの子供にはまだ少し早かった様子で...。
反応は薄かったですね。というか、動物がほとんど寝ていたのもありますが。
夜行性の動物にとっては、いい迷惑なのでしょうけど。

ただ、ペンギンにはすごく反応を示し、一人で長い時間ずっと興奮した様子で見つめていました。

DSC_1354.JPG

ズーラシアで有名なオカピは寒さで室内に管理されていましたね。

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久しぶりの動物園、実際は子供よりも私の方が楽しんでいたかもしれません。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

2013年2月15日

昨日はバレンタインデーでしたね。

夜、家に帰ると机の上にチョコが置かれていました。

DSC_1360.JPG

子育てに忙しい中、妻が作ってくれた様です。
今回は、息子も手伝った協力作品とのことでした。

妻は育児に家事で私は仕事と内容は違えど大変さは変わりません。

こういうイベントで、感謝の気持ちを伝えられるのは良いことだなと思いましたね。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

2013年2月 8日

 小児矯正治療では、拡大床と呼ばれる顎を広げる装置を使うことがほとんどです。約8割の方はこの装置を使用します。

拡大床.jpg

では、いつ使うのか?

小学校低学年なら、寝る時だけの夜間使用。
小学校高学年なら、日中含め出来るだけ長い時間の使用。

このように大きく分類できます。

小児矯正の治療期間は、永久歯の生え代わりまで。つまり、年齢的に10歳~14歳までがタイムリミットなのです。
つまり、治療開始時期が遅くなれば、タイムリミットも限られますので、それだけ長い時間を使って頂かないと効果が出難いです。
また、小学校の低学年では、ゆっくりと始められるので、夜間使用から治療の進行状況を見て進めることが出来るのです。

そういう意味でも、小児矯正治療の開始時期としましては、7歳~9歳が望ましいと考えます。

*あくまで一般的な目安です、お口の状況により個人差がありますのでご注意ください。

もし、歯並びやかみ合わせ等が気になる場合は、一度矯正専門医院までご相談ください。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科


2013年2月 1日

あっという間に、1月が終わり2月に入りました。
小中学校ではインフルエンザが猛威を振るっていますので、皆さんお気をつけてください。

先日、少し遅めの新年会を行いました。
診療後に横浜まで向かい、昨年の労いと今年への奮起をかねて食事会を行いました。

久しぶりの横浜でしたが、人の多さにまず驚きましたね。
田舎育ちとしましては、関東に来て18年経ちますが未だに慣れません...。

矯正歯科医院は私一人でも何もできません。スタッフの力があって、初めて成り立つものですから、いつも感謝をしております。こういう外での食事会では、スタッフも少しは気分転換になったのではないかと思っています。

DSC_1320.JPG

ホームページ上に掲載されていますが、患者さんも少しづつ増えてきておりまして、この度歯科衛生士さんの増員を考えています。
矯正歯科にご興味のある方は、一度こちらを参考にしてください。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

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ひだ矯正歯科 院長 飛田康平

ひだ矯正歯科
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-1-13 西村ビル2階
院長/飛田 康平(ひだ こうへい)
日本矯正歯科学会認定医
http://www.hida-kyousei.com/

【経歴】
2001年3月
鶴見大学歯学部歯学科卒業
2001年4月
鶴見大学歯学付属病院
臨床研修歯科医
2002年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 診療科助手
2007年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 臨床助手
2007年9月
日本矯正歯科学会認定医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会

【発表論文・学会発表など】
骨格性下顎前突症における外科的矯正治療後の軟組織側貌の予測
Prediction of lateral soft tissue profile following orthognathic surgery for mandibular prognathism
Orthodontic waves : 日本矯正歯科学会雑誌 66(2), 72-80, 2007-06-25

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