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2020年4月17日

既存の患者さんから、「予約が入っているけど、コロナの感染も心配だし、行くべきか止めるべきかどうしたらいいのかわからない。」と連絡を受けることがあります。

恐らく、一番の悩みは、「治療を延期したら長引くんじゃないか?」「診療を延ばしたら、悪い方向に進むのではないか?」などだと思います。

もちろん、上記のことは「全く問題ありません。大丈夫です。」とは申し上げられません。

ただ、「痛みがない。」、「装置が外れたりしていない。」、「きちんと使えている。」
これら普段の通り生活を送れているなら、治療を1,2か月ずらしても大きな変化はないと考えます。

その分、治療期間の延長はありますが、今何より優先すべきは、「命」です。
これに勝るものはありません。

ですから、少しでも来院に不安のある場合は、遠慮なく延期してください。

歯科医療は、感染リスクは低くありません。
コロナ云々ではなく、元々感染リスクの低くない職業です。
その為に、従来から感染意識を高く持ち、対策を行っています。

ただ、この新型コロナウイルスに関しては、未知のウイルスなので今まで通りの対策で良いのか?はっきりと分からないところで、誰もが手探りの状態だと思います。

分からないからこそ、自分が感染しているかもしれない、相手が感染しているかもしれないと危機感を持ち、感染予防を徹底することが大切です。

世界中の誰も終息時期が分かっていません。
だから、何が正しい選択なのかは誰にも分からないんです。
1週間後にはその選択が変わっている状況ですからね。

「結果が分からないのに選択する時間は必ず来る。」
上記の言葉は、某漫画の主要人物の台詞の一節です。
10年以上前から連載されている漫画を子供が最近見始めたことをきっかけに一緒に見るようになりました。一節だけを切り取っていますがこの台詞のあるシーンはなかなか深い言葉ばかりです。
その中でもこの台詞が今一番身に沁みています。

正しい選択になるとの判断から国は緊急事態宣言を発令していると思います。今はこの選択が良い結果に繋がると信じ、発令を遵守しながら、感染予防に最大限注意を払い診療を行っている次第です。

今、私が冒頭の質問に答えるとしたら
「少しでも不安に思うなら来ないで、家に居てください。」と答えます。
判断に迷った時は今はマイナス(感染)のリスクを如何に少なくするかです。
これは歯科医師としてよりも、個人的な意見に近いかもしれません。


皆さん、一人一人が「今」正しいと思える選択を行ってください。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

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ひだ矯正歯科 院長 飛田康平

ひだ矯正歯科
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-1-13 西村ビル2階
院長/飛田 康平(ひだ こうへい)
日本矯正歯科学会認定医
http://www.hida-kyousei.com/

【経歴】
2001年3月
鶴見大学歯学部歯学科卒業
2001年4月
鶴見大学歯学付属病院
臨床研修歯科医
2002年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 診療科助手
2007年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 臨床助手
2007年9月
日本矯正歯科学会認定医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会

【発表論文・学会発表など】
骨格性下顎前突症における外科的矯正治療後の軟組織側貌の予測
Prediction of lateral soft tissue profile following orthognathic surgery for mandibular prognathism
Orthodontic waves : 日本矯正歯科学会雑誌 66(2), 72-80, 2007-06-25

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