2020年4月

恐らく、一番の悩みは、「治療を延期したら長引くんじゃないか？」「診療を延ばしたら、悪い方向に進むのではないか？」などだと思います。

もちろん、上記のことは「全く問題ありません。大丈夫です。」とは申し上げられません。

ただ、「痛みがない。」、「装置が外れたりしていない。」、「きちんと使えている。」
これら普段の通り生活を送れているなら、治療を1，2か月ずらしても大きな変化はないと考えます。

その分、治療期間の延長はありますが、今何より優先すべきは、「命」です。
これに勝るものはありません。

ですから、少しでも来院に不安のある場合は、遠慮なく延期してください。

歯科医療は、感染リスクは低くありません。
コロナ云々ではなく、元々感染リスクの低くない職業です。
その為に、従来から感染意識を高く持ち、対策を行っています。

ただ、この新型コロナウイルスに関しては、未知のウイルスなので今まで通りの対策で良いのか？はっきりと分からないところで、誰もが手探りの状態だと思います。

分からないからこそ、自分が感染しているかもしれない、相手が感染しているかもしれないと危機感を持ち、感染予防を徹底することが大切です。

世界中の誰も終息時期が分かっていません。
だから、何が正しい選択なのかは誰にも分からないんです。
1週間後にはその選択が変わっている状況ですからね。

「結果が分からないのに選択する時間は必ず来る。」
上記の言葉は、某漫画の主要人物の台詞の一節です。
10年以上前から連載されている漫画を子供が最近見始めたことをきっかけに一緒に見るようになりました。一節だけを切り取っていますがこの台詞のあるシーンはなかなか深い言葉ばかりです。
その中でもこの台詞が今一番身に沁みています。

正しい選択になるとの判断から国は緊急事態宣言を発令していると思います。今はこの選択が良い結果に繋がると信じ、発令を遵守しながら、感染予防に最大限注意を払い診療を行っている次第です。

今、私が冒頭の質問に答えるとしたら
「少しでも不安に思うなら来ないで、家に居てください。」と答えます。
判断に迷った時は今はマイナス（感染）のリスクを如何に少なくするかです。
これは歯科医師としてよりも、個人的な意見に近いかもしれません。

皆さん、一人一人が「今」正しいと思える選択を行ってください。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分　ひだ矯正歯科

まさか、8周年をこのような状況下で迎えるとは思いも寄りませんでした・・・。

正直、今日のこの日もすっかり忘れていたくらい、新型コロナウイルスの対応に日々追われていました。

今は、一刻でも早くこの状況を終息させ、穏やかな日常を迎えることを切に願います。

そして、来年の9周年は「去年は大変だったねー。」と笑って振り返られると思ってます！

それを受け神奈川県歯科医師会より、地域歯科医療体制を堅持する為に感染対策に十分留意し、歯科医療を提供するように会員向けに周知されました。

従いまして、当院は宣言後も診療は続けて参ります。

但し、矯正治療は歯科医療ではありますが、不要不急か？と問われれば、決してそうではありません。
なので、来院の際の外出や、不特定多数が集まる待合室での密集した空間など少しでもご不安がある場合は、ご予約を来月再来月に変更して頂いて構いません。また小さなお子様やご兄弟がいらっしゃる場合も、皆で来ないといけないほど急を要するものでもありません。
治療の延期に伴い、治療期間の延長はありますが、それよりも患者さん及びご家族の健康を守ることが最優先と捉えます。

緊急事態宣言の発令を重く受け止めて、行動してください。

当院はスタンダードプリコーションを遵守し、感染予防には徹底しております。
歯科医療は患者さんとの密接な距離で治療を要し感染のリスクは高いと不安に思われています。ただ、従来から歯科医は感染リスクの高い職業なので、出来得る限りの感染予防は今回以前から行っております。

ただ、どうしても当院の対応だけでは感染を防ぎきれない場所があります。

それは、待合室です。

基本的に診療台より多くの患者さんを受け付けていませんので、お一人で来られた場合は待合室に人が居ることはまずありません。（急患や次の予約の方が早めに来られた場合を除く）

但し、ご家族連れや、同行者の方が居た場合はそうではありません。
同じ時間に取れる予約は最大3人です。患者さんがそれぞれお一人で来られると待合室には誰も居りません。ただ、ここに4人家族が3組来られると、それだけで待合室には9人居ることになり、不特定多数が集まる非常に密集・密接な場所となり感染拡大の可能性が非常に高い場所に変わります。さらに、感染対策の意識は人ぞれぞれ違います。

そこで、お願いがあります。

ご来院の際は、マスク着用必須（ない場合はハンカチ等で口もとを押さえる）、院内へは基本的に患者様お一人で入室ください。未成年者の場合同行者様はお1人まででお願い致します。

患者さんご自身でも感染症対策をしっかりご検討いただき、ご自身やご家族、他の患者様にも感染しないための予防をした上でご来院頂けますようお願い致します。

そして、また今週末も含め、しばらくの間自粛要請が出されました。

当院も色々検討いたしましたが、今週末は診療致します。

但し、患者様の中にはご不安に思われている方もいらっしゃると思います。
このご時世ですから、感染予防の観点から外出しないことが一番の予防につながります。
無理せずに、ご判断ください。
当院としても、より一層のの感染対策を行って、院内感染を起こさないよう努めてまいります。

何卒ご理解の程、宜しくお願い致します。