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2013年6月 7日

矯正相談の中で、「矯正治療は行った方が良いですか?」
そのような質問をされることがよくあります。

この質問を矯正専門医にされると、返事に困ります。
なぜなら矯正相談に来られる99%の方は、不正咬合により歯並びや咬み合わせが乱れています。子供であれば、将来的にそうなることが予測されます。

従って、最初の回答としましては、ほぼ100%で「行った方が良いです。」となってしまうからです。

矯正相談にお越しになった時に、状況を確認しまして
我々は、現状の状態とそのまま放置しておくと予想される問題点についてご説明します。
その上で、治療期間や治療上の注意事項、そして矯正費用をお話します。
それらを患者さんの中で総合的に判断して頂きます。
つまり、「矯正治療を行うかどうか」の決定は我々ではなくて、患者さんのご判断となります。

矯正治療を行うことはあらゆる意味でメリットはあり、矯正治療前と後では良い意味で明らかに大きく変わります。
しかし、装置を付けること、歯みがき、高額な費用が発生します。これらは逆に言うとデメリットにもなります。そのメリット・デメリットを天秤に掛けて、メリットが大きいと判断するなら、それは患者さんにとって「矯正治療を行った方が良い」と言うことになります。

このお話をさせて頂くもう一つの理由として
「近くの先生に矯正相談したら、今やらないと大変なことになる!」、「今始めないと手遅れで、将来手術をしないといけない。」など脅され、治療を始める患者さんも多いのです。
前者はどう大変になるのか詳しい話もないようですし、後者はまだ小学校低学年のお子さんです。
残念なことに一方的に脅して、不安を煽り、矯正をさせる商業目的な先生が少なくありません。

矯正治療は必要か?それは患者さんご自身で決めて頂くことになります。
我々はその手助けをさせて頂く形です。矯正治療は期間もかかりますので、お互いに協力が必要です。

藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

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ひだ矯正歯科 院長 飛田康平

ひだ矯正歯科
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-1-13 西村ビル2階
院長/飛田 康平(ひだ こうへい)
日本矯正歯科学会認定医
http://www.hida-kyousei.com/

【経歴】
2001年3月
鶴見大学歯学部歯学科卒業
2001年4月
鶴見大学歯学付属病院
臨床研修歯科医
2002年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 診療科助手
2007年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 臨床助手
2007年9月
日本矯正歯科学会認定医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会

【発表論文・学会発表など】
骨格性下顎前突症における外科的矯正治療後の軟組織側貌の予測
Prediction of lateral soft tissue profile following orthognathic surgery for mandibular prognathism
Orthodontic waves : 日本矯正歯科学会雑誌 66(2), 72-80, 2007-06-25

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