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2012年7月13日

7月12日に、有楽町にて第71回東京矯正歯科学会大会が行われました。
関東近辺の矯正医が一堂に集結し、研究の成果や臨床についての発表が行われました。

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開業医になると、必然的に自分一人の考えに固執しがちになります。
その治療方法が、果たして患者さんにとって、最適なのかどうかは常に自問自答しながら行っています。こういう大勢の場で、色んな考えや発表を聞くことは新鮮でプラスになることばかりです。

そして、終わった後には母校鶴見大学歯科矯正学講座の親睦会が行われました。
これは、私が在籍していた当時医局旅行が行われていましたが、最近ではこういう会に変わった模様です。
大学を離れて5年も経つと、医局員の顔がわからなくなっています。年代を感じますね。
かつての先輩や後輩も顔を揃え、同窓会のような感じで楽しかったですね。
先に開業した諸先輩方に、アドバイスを頂けたり、後輩には現状を聞けたりと有意義な時間を過ごせました。
私も含め、皆それなりに年齢を重ねましたが、顔を合わせると当時のままで非常に懐かしくかつ皆変わらないなと感慨深かったですね。

矯正学は常に進歩し続けています。
最先端な治療に目を向けて、それが適切かどうかを見極める目を常に養い、患者さんにフィードバック出来るよう心がけていきます。

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藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科


2012年7月10日

先日、アソアライナーの講習会に行ってきました。
ちょっと前まではクリアアライナーと呼ばれていた、取り外し式のマウスピース矯正です。

ブラケットを装着せずに、歯ならびが綺麗になる。画期的に謳われた装置です。
他社では、インビザライン、アクアシステムと呼ばれる装置も同じマウスピース矯正です。

確かに、症例を選べばかなり綺麗に治りますし、装置を装着することもなくストレスもかかりません。
ですが、実際にこれで治療可能な患者さんは少ないのが現状です。

「楽」、「安い」、「早い」どれも矯正治療にとっては心踊らされるフレーズですが、治らないと意味がありません。
今回のセミナーは一般歯科の先生がたくさん来ておりましたが、きちんとマウスピース矯正の適応かどうか見極められるが大切です。
本セミナーでも講師の先生が、「1年以内で治らないのは適応外です。」と仰っていましたが、まさしくその通りだと思います。

「急がば回れ」です。

マウスピース矯正治療が可能かどうかは、まずはお近くの矯正専門医にご相談ください。

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藤沢市JR辻堂駅北口徒歩1分 ひだ矯正歯科

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ひだ矯正歯科 院長 飛田康平

ひだ矯正歯科
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-1-13 西村ビル2階
院長/飛田 康平(ひだ こうへい)
日本矯正歯科学会認定医
http://www.hida-kyousei.com/

【経歴】
2001年3月
鶴見大学歯学部歯学科卒業
2001年4月
鶴見大学歯学付属病院
臨床研修歯科医
2002年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 診療科助手
2007年4月
鶴見大学歯学部付属病院
歯科矯正学講座 臨床助手
2007年9月
日本矯正歯科学会認定医取得

【所属学会】
日本矯正歯科学会
東京矯正歯科学会
日本舌側矯正歯科学会

【発表論文・学会発表など】
骨格性下顎前突症における外科的矯正治療後の軟組織側貌の予測
Prediction of lateral soft tissue profile following orthognathic surgery for mandibular prognathism
Orthodontic waves : 日本矯正歯科学会雑誌 66(2), 72-80, 2007-06-25

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