2022/08/26
先日、子供が100円玉を握りしめて買い物に出かけたのですが、途中で落としてしまったらしく、「お金がない」と慌てていました。
「ちゃんと財布やポケットにしまわないから、落とすんだよ。」と諭しながら一緒に探しましたが、見つからず…。本人は、肩を落とし暫く落ち込んでいました。
ただ、お金の大切さなどを話す良い機会になりました。
と、子供には淡々と伝えていましたが、実は私も子供の頃、手に持っていたお金をなくしたことがあります。
あれは小学2年生の時です。
友達の誕生会に呼ばれ、当日に誕生日プレゼントを買うために母親から500円玉をもらいました。
当時は500円硬貨が出始めたばかりで、大きくて銀色の硬貨が珍しく、私も手で握りしめたまま出かけてしまったんです。
そして、お店に着いた時にお金がないことに気付きました。
焦った私は来た道を何往復もし、探しましたが見つからず…。
探し回って時間が過ぎたこと、プレゼントを買っていないこと、お金をなくしたことにショックを受けました。
結局、友達の誕生会に行かずに泣きながら自宅に戻りました…。
子供ながらお金をなくしてしまったことの罪の大きさは非常に感じていましたね。
お金はちゃんと財布にしまう習慣もここから身に付きました。
いい経験となり、この記憶は今でも鮮明に残っています。
なので、子供のお金の落としたと言ってきたときの悲壮感を見ると、自分を思い出し強く言えなかったです。
「蛙の子は蛙」とはこういうことですね(笑)
2022/06/21
「歯並びを悪くしない為に、何かできることはありますか?」
この様な質問を子供の矯正相談の際、受けることがあります。
やはり、お子さんの歯並びや咬み合わせを気になりますよね。
「虫歯を作らない様に仕上げ磨きをしっかりしてあげてください。」
私はいつもこのようにお答えしています。
固いものをよく噛んだ方が良いとか、悪習癖だとか、細かいことは個々違うのですが、一番は虫歯にしないことです。
虫歯になると歯が小さくなるので顎の幅もそれに伴い小さくなる。従って、永久歯の生えるスペースが足りなくなり、歯並びが悪くなる。
なので、簡単に出来る歯並びの予防法の一つは、虫歯を作らないことなんです。
ただ、仕上げ磨きの話をすると保護者の方は苦笑いです。
「仕上げ磨きですか…。分かっているけど…。」、「…子供が嫌がるんです。」、「忙しくてなかなか時間がない。」、「本人に任せている。」など、仕上げ磨きに対しては消極的な意見が多いです。
矯正治療で歯並びや咬み合わせを治すことはもちろん重要ですが、それよりも大事なことは虫歯を作らないことです。
矯正治療をご検討中の保護者の方は、しっかり仕上げ磨きを行っているか、虫歯になっていないのか、いま一度ご確認ください。
2022/05/27
「矯正って痛いですよね?」
初診相談時の質問・心配事として、ほとんどこれを聞かれます。
一言でいうと、矯正は痛いです!
・・・っと、いきなり不安を煽ってごめんなさい。
細かくお伝えしますと
1.小児矯正治療は痛みはほとんどありません。
2.ワイヤー矯正(成人矯正治療)は痛いです。
3.マウスピース矯正は痛みはありますが、ワイヤー矯正治療程ではありません。
小児矯正は取り外しがメインになります。なので、痛いというより装置の違和感の方が大きいです。
マウスピース矯正もそれほど痛みを強く感じないと思います。
痛いのはワイヤー矯正です。矯正の痛みは、食事の時に咬むと痛みがあります。
ご飯を咬むのも辛いという方もいます。そういう方はお粥など柔らかい食事を取って頂くようにお伝えしています。
ただ、「めっちゃ痛い!」と感じるのは最初の数か月です。あとは段々慣れていきます。
また痛みは、治療をした日から1週間程です。それ以降は慣れていきます。
つまり、1か月の内、治療後1週間程痛くて、残り3週間は痛みは落ち着いています。
この繰り返しだと思ってください。
また、その1週間の痛みは慣れますので、ご安心ください。
確かに、痛いと最初から言われると、治療に耐えられるのか?と不安になるのも分かります。
痛みも個人差があるので、痛くないと感じる方もいます。
当院では出来るだけ痛みが少なくなるように治療を行っておりますが、矯正治療を始める以上は「矯正は痛い」と心して臨んで頂ければ幸いです。
2022/04/13
昨日の午前診療後に、スタッフから10周年お祝いのケーキを頂きました。
前回お話した通り、コロナ禍が続く中なので10周年は日常とともに過ぎ去って行くと思っていましたので、本当にサプライズ過ぎてビックリしました。
細やかながらスタッフと祝えて、本当に有り難い限りです。
これからも頼りにしています!!
2022/04/11
10年前の2012年4月11日に開業し、本日で丸10年を迎えました。
開業当初は10年を目標として突き進んで来ましたが、振り返るとあっという間の10年でした。
多くの患者様、家族、スタッフに支えられ本日を迎えることが出来ました。
10周年記念は盛大に祝うつもりでしたが・・・。
10年前には誰も予想できないコロナ禍になり、皆で集まるパーティなどはまだ当分厳しい状況に・・・。
学生が修学旅行や体育祭や文化祭などの行事がなくなったり、旅行に行けなかったり、皆各々の想い出作りも出来ないことを考えると10周年を祝えなくても仕方ないことですよね。
ということで、10周年はひっそりと自分で自分を労っておきます(笑)
11年目も変わらず頑張ります。
お祝いのお花を頂きました。
ありがとうございます。