2013年11月

今回のセミナーは朝から夕方までほぼ実技講習でした。
舌側矯正で難しいとされる、抜歯したスペースの閉鎖法について学んできました。
講師の酒井先生は経験を積まれているだけあって、悩むところも同じでそれに対しての対処法を詳しく教えて頂き、勉強になりました。自分一人では見えないことも、セミナーを通じ意見を聞けることは非常に充実したものになりました。

来年1月で最後の５回目となります。最後まで有意義な時間を過ごせそうで今から楽しみにしています。

これは、常温・常圧で器具や器材を傷めることなく、スピーディーな殺菌処理が可能です。なので、オートクレーブを使用できない器具器材に使用できます。

つまり、この滅菌機を導入することによって、ほぼすべての器具で細菌・ウイルスの滅菌が可能になりました。

このホルマリンガス滅菌器の導入に当たって、先日お休みを頂きまして、「特定化学物質及び四アルキル鉛作業主任者」の技能講習を受けてきました。

ホルマリンは特定化学物質に指定されているため、それを扱うには安全性・危険性の知識が必要であり、作業する際にそれを指導できるという講習会です。
実際には、特定化学物質は、工場などで多く使用される為、受講者の中に歯科医は少なかったでしょうね。

丸二日の講義を受けて、そのあとに修了試験。
マークシートの試験は、学生時代を思い出しました。

医院の医療安全レベルが上がることにより、皆様に安全と安心をご提供致します。

矯正科に入局した新人時代では、歯の動きがわからなかったり、机上論でしか判断できなかったりします。そこで、診断を行う時に、この予測模型を作製し、抜歯部位の確認や咬合状態などを確認する作業を行います。

新人の頃は、受け持った患者さん全ての予測模型を作製していました。
抜歯・非抜歯で悩む場合は、その２通りの模型を作るので大変だった思い出があります。

経験も増え、実際に治療に当たっていくに従い、検査の段階で頭の中で最終的な咬合が予測出来る様になっていく訳です。

ただし、今でも難しい症例の場合はこの様な模型を作って、確認しなければなりません。

この予測模型の作製を行っていると、新人医局員だった当時を思い出しますね。
夜中まで残って苦戦しながら行っていた、あの頃が懐かしく感じる作業です。

開院して2年も経ってないのでエアコンはそれほど汚れていなかったようです。
ただ、空気清浄機が一番汚れていたとのこと。
毎日稼働させているので当然ですね。

ワックスも一度全て剥離して、再度塗って頂いたので綺麗に仕上がりました。
朝9時からスタートして、終了が18時30分。本当にお疲れ様でした。

来院する患者様には快適に過ごして頂く様、常に心掛けております。